高品質なソフト音源が低価格で手に入るようになり、最近では誰もがDTMでオーケストラを作るチャンスを与えられる素晴らしい時代ですよね!

一方で、オーケストラって難しそうだし、どこから始めればいいんだろう?と思う方も多いのではないでしょうか。

私自身、音大卒ではなく、色んな音楽を聴いてあれやこれや真似しながらオーケストレーションの勉強をしてきたのですが(今もまだまだ勉強中ですが)、そんな素人から始めた私の経験を通して、少しでも多くの方のオケ音楽勉強に役に立てたらと思い、本連載を始めることにしました。

いま振り返って思うことは、少しずつ実践を通して経験をつむことが大事ということです。下手で良いので、簡単にそれっぽく作れる音楽から取りかかり、たくさんの曲を作ることをお勧めします。

 

そこで、色々悩みながら本連載の目次を考えてみました

 

まずは、それっぽいオーケストラ音楽を作ることから始め、少しずつ、楽器の響きや組み合わせ方を学んでいくと良いと考え、こんな流れにしました。(途中で方針変更する可能性もあります)

 

 

さっそく今回はpart1「楽器の種類と特徴」ということで、オーケストラで使われるメインの楽器について説明します。

オーケストラ音楽を作る上で、生楽器の特性を知っておかないと、DTMでは何でも打ち込める分、生演奏からかけ離れた不自然な音楽になってしまうので、注意が必要です。

 

 

ここで説明する楽器は以下の通りです。

①木管楽器:フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット
②金管楽器:トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバ
③弦楽器:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス
④打楽器:ティンパニ、シンバル、大太鼓

 

※以下、440hzのA音=A3として記載

①木管楽器

フルート

C3から3オクターブまでと広範囲で演奏でき、低域は弱いが丸みのある音、中域(C4~C5)では表情豊かな演奏ができ、高域では乾いた鋭い音がでます。敏捷性に非常に優れています。フルートで弾けない高音の演奏はピッコロを使います。フルート奏者は、2~3小節のお休みがあれば、ピッコロに持ち替えられます。

 

オーボエ

粘りのあるような、哀調を帯びた独特な響きを持っています。ゆっくりとした旋律をレガートで吹くと、その特色が顕著に表れます。B2から3オクターブ弱の音域があり、最低音から2オクターブの範囲は安定した演奏ができます。オーボエは独特な音色から、耳につきやすいので、主旋律や綺麗な声部を担当させると良いです。

 

クラリネット

全域で4オクターブ弱、表情豊かな音域が2オクターブ近くもあり、非常に活動範囲が広いです。低域ではシャルモーと呼ばれ、担当汽笛のような独特な音色になります。あらゆる奏法を、速い動きでも、ゆっくりと歌いあげることもでき、さらには異種の様々な楽器ともよく調和します。

 

ファゴット

和声では主にバスパートを担当します。3オクターブを超える音域があり、低域では、しんのある音を奏で、高域に向かうと、音色はホルンの弱奏のような柔らかいものになり、印象が変わります。チェロと重ねることで、深みのある充実したバスを作ることができます。

②金管楽器

トランペット

美しく輝かしい音を放つので、主旋律を演奏することが多いです。勇ましさだけではなく、悲しみを帯びた叙情的な旋律も表現することができます。

 

ホルン

音量が弱~中のときは、とても柔らかな神秘的な響きがあり、木管のような性格が強くなります。一方でフォルテのときは、非常に鋭く迫力ある音になります。

 

トロンボーン

深みがあり、輪郭がくっきりとした音色で、pppからfffまで幅広いダイナミックレンジを持っています。音高は、管長をスライドさせて変えるので、離れたポジションに移るときは時間を要するため、音の組み合わせによっては、速いテンポは困難な場合があるので注意が必要です。他の楽器とユニゾンやオクターブで主旋律を華やかに演奏させたり、2、3本で和音構成にすることで、猛烈な迫力を作り出すことができます。

 

チューバ

一番低い金管楽器で、他の低音楽器と、ユニゾンやオクターブで重複させてバスを担当することが多いです。菅の種類(F菅、C菅、B菅)によって、柔らかい音や輝きのある音など、音色が少し異なります。

 

③弦楽器

ヴァイオリン

4オクターブにもわたる広い音域で演奏できるため、オーケストラでは2パート(第1、第2)に分かれて演奏します。主に第1が高音を担当し、第2が内声部を担当することが多いですが、ここぞというときは、両パートがユニゾンやオクターブユニゾンで演奏することで、グッと盛り上げます。

 

ヴィオラ

ヴァイオリンより5度低く、音色はヴァイオリンに比べて輝きが少なくなります。しかし、音楽の中では内声部を支える大変重要な楽器です。また弦楽器と管楽器の仲介役としても重要な役割を持っていて、全体のバランスの取れたハーモニーを作り出す存在です。

 

チェロ

温かみのある、深く艶やかな音色で、低音楽器でありながら、ソロでも美しく主旋律を奏でられます。特にピッチカートは音量、余韻ともに豊富で魅力的です。

 

コントラバス

コードのルート音を担う大事な存在です。古典音楽では、チェロの8度下を演奏する場合が多かったようですが、中~高音域も美しい音色を持っているので、近年では様々な用例が生み出されているようです。

打楽器

ティンパニ

音程を持った打楽器で、コード上の音を叩くようにします。メロディに輪郭をつけるようなイメージで叩くと迫力が出せます。サビの手前でロールを入れることで盛り上げることができます。

 

シンバル

こごぞという時に入れると一気に華やかさが増します。サビ前にドラムロールと合わせて、サスペンドシンバルでクレッシェンドを入れると、グッと盛り上がりを作り出すことができます。

 

大太鼓

ドラムのキックのように、オケでは最低音として低域を支える役割になります。ティンパニのように音程はなく、深みのある音色で、こごぞと迫力をつけたい時に利用します。

 

以上がよく使われる楽器です。

次回part2はこれらの楽器を使って、簡単な音楽を作ってみるご紹介をしようと思います。

 

最後まで読んていただいた皆様ありがとうございました。

(※本記事での考え方等は、独学に基づいた管理人の一意見であること、あらかじめご了承ください。)

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カテゴリー: DTM日記

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